食事について

若返る食べ物のご紹介 最新の老化をくい止めるお勧めの食材「かつお」

老化防止の食材 かつお

近年では様々な食べ物に関する研究が進んでいて、肉魚、野菜や果物の中でも昔から日本人に親しまれてきた食材から、老化を予防してくれる食べ物が明らかになってきています。ふだん何気なく食べていたものが、こんな「最新の科学的な知見があった」という情報を知っていて食べるのと、全く知らずに食べるのとでは大きく違うと思いますので、そんな情報をお届けしたいと思います。

 

 

最新の食べ物の研究で判明した「老化予防」の食べ物。それは1日10gの量で、老化予防が期待できるという「鰹」です。

テルノーピリ国立医科大学の2022年の最新の研究によりますと、私たちが不足しがちな栄養素に老化予防や免疫機能改善代謝アップなど、様々な効果があることがわかりました。その栄養素とは「セレン」です。

 

この研究によりますとセレンが不足しすると、老化が加速し、免疫機能の低下、癌化のリスクの上昇など私たちの健康に様々な悪影響を及ぼす可能性が指摘されています。
セレンはミネラルの一種で抗酸化作用を持つミネラルで、甲状腺ホルモンの活性化に必須の栄養素となっています。また、セレンは水銀のような有害な重金属を無毒化したり、血栓症予防にも役立つと、私たちの健康を維持してくれる重要な物質です。

 

私たちの細胞の老化の原因として、活性酸素による細胞のサビはもちろんなのですが、多くのストレスや、紫外線、生活習慣の乱れなども要因として挙げられます。

セレンは抗酸化ミネラルとして、細胞の老化を防ぎ、細胞を若々しく保ってくれる作用があるのです。

さらには、セレンによる癌の予防効果も期待できます。

私たちは、健康な人でも日々数千個の癌細胞が常に生まれ、健康で正常な人の体では自己免疫機能の働きにより、癌細胞を排除してくれるので、癌化することはありません。しかし、前述のとおり、活性酸素が増加する様々な原因要因によって、自己免疫力が慢性的に低下すれば、日々生まれる癌細胞を排除できなくなり、異常細胞がん細胞などが、体の中で増え続けてしまいます。増殖が止められなくなった癌細胞は、腫瘍化し癌となり私たちの健康を蝕んでいきます。ですから、日頃の食事はしっかりセレンを摂取し、自己免疫力高めることは健康寿命を伸ばすという点においてもとても重要なこととなります。

 

 

【セレンの摂取量が健康に与える研究】
30才から60才までの100人の男女、健康な成人 1年にわたり記録しアンケート及び血液検査の調査

 

■セレンを充分に摂取のグルーブ■

・抗酸化物質の濃度が高い

・免疫機能が活性化

・甲状腺ホルモンの濃度が高い

・認知機能良好

 

■セレンが不足しているグループ

・抗酸化物質の濃度が低い

・免疫機能が低い

・甲状腺ホルモンの濃度が低い

・認知機能の低下

 

甲状腺ホルモンの活性化はどのような影響があるのか?

甲状腺ホルモンは、代謝を促進させ脈白数や体温を維持し、細胞の新陳代謝アップの機能があります。

ですから老化を防ぎ若々しさを保つには不可欠な要素であると言えます。

 

セレンは、魚や肉、卵や乳製品に多く含まれていますが、その中でも鰹はセレンを豊富に含む食材です。

1日10グラムの鰹をたべるだけで、1日に必要なセレンの量が摂取できます。

ちなみにセレンの1日摂取量の推奨量は成人男性で30~35μg、成人女性では25μgです。上限は350~450μgとなっています。よっぽど大量に鰹を食ない限りは、セレンの取り過ぎになってしまうことはありません。かつおには100gあたり100μgのセレンが含まれており、1日分の推奨量を1食で充分に摂取することができます。

 

「毎日毎日鰹ばかり食べていられません。」という声も聞こえてきますね。毎日鰹は難しいけれど、鰹節ならとり入れやすいですよね。鰹節で代用すると、1日10g。小分けの使い切りかつおパックだと2.5g入が一般的なので、1日4袋という計算になりますね。味噌汁や出汁にいれるのはもちろんのこと、ふりかけにしてみたり、おくらや冷ややっこのトッピング。ごはんの上に梅干しとともに鰹節。麺類やサラダの上にトッピング。和風パスタの上にトッピング。お茶漬けやおにぎりに入れるなどなど。和食洋食なんでも合わせやすい鰹節なので、老化防止に、ぜひお食事のメニューに鰹節を摂り入れてみてください。

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