古来から食品を長持ちさせて味をよくするため、塩漬けや煙で燻製にしたり植物の葉や実を食品に添加していました。
これが食品添加物の始まりです。
加工食品に使われる水以外の原料のうち、食材の他に使われる調味料、保存料、着色料などを総称して食品添加物といいます。
食品の製造過程において食品の加工若しくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤、その他の方法によって使用するものと定義されています。
※日本では食品添加物は安全性が認められたものだけを使用するよう厳しく決められています
日本人は食品添加物を1日に数十種類摂取しています。加工食品に対しての添加量は食品衛生法の安全基準で定められています。
しかし加工食品の摂り過ぎは、過剰に食品添加物も摂取しているとも言えます。
食品に甘みを与える
アスパルテーム、ステビア、サッカリンナトリウム、D・ソルビトール、キシリトール、カンゾウ抽出物など
食品を漬色し、色調を調整する
クチナシ色素、アナトー色素、ウコン色素、カラメル色素、ベニバナ色素、食用タール系色素など
カビや細薗、微生物を抑制し食品の腐敗、変敗を防ぎ保存性をよくする
ソルビン酸、しらこたんぱく抽出物、安息香酸、安息香酸ナトリウムなど
食品に粘り気や滑らかな感じを与える、分離予防、成分を均一に安定させる安定剤
ペクチン、カルボキシメチルセルロース、カラギニン、キサンタンガム
油脂などの酸化を防ぎ品質を抑え、保存性をよくする
Lアスコルビン酸、カテキン、エルソルビ酸ナトリウム、トコフェノール(ビタミンE)
食品の色をきれいにする
亜硝酸ナトリウム、硝酸ナトリウムなど
食品を漂白し、白くきれいにする
亜塩素酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウムなど
輸入柑橘類などのカビの発生を予防する
オルトフェニルロール、イマザリル、チアベンダゾールなど
水と油を均一に混ぜ合わせる
グリセリン油脂エステル、植物レシチン、サポニンなど
ケーキなどを膨らませソフトにする
炭酸水素ナトリウム(重曹)、焼みょうばんなど
食品に香りをつける、味をととのえる
クエン酸、乳酸
栄養素を補給、強化する
ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸など
豆乳を固める
塩化マグネシウム、グルコノデルタラクトン
その他食品の製造や加工に役立つ
水酸化ナトリウム、活性炭、液体アミラーゼ
ROYAL358店長
丹羽SOD様食品販売会社の出身。丹羽SOD様食品SODロイヤル、Niwana、NewSOD、ルイボスTXなどを28年以上取り扱い、多くの方に丹羽SODのアドバイスを行っている、「丹羽SODアドバイザー」です。
詳しいプロフィールはこちら