日本人の食卓に欠かすことのできない味噌汁。毎日摂っている方も多いのではないでしょうか。味噌は発酵食品でもあり美容や健康によい影響を与える栄養成分がたくさん含まれています。今回は味噌の栄養をさらに高める、相性バツグンの春のお味噌汁の具材もご紹介させていただきます。
お味噌の持つスーパーパワー
味噌の原料は大豆。畑の肉とも呼ばれる大豆にはたんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。味噌は発酵食品であり、大豆の栄養をさらにパワーアップさせて摂ることができます。生きていくためには必要不可欠な必須アミノ酸や、ビタミン類は発酵することで大幅に増幅します。味噌汁を毎日摂ることで期待できる効果はたくさんあります。
【シミやくすみのない美肌に】
味噌に含まれる遊離リノール酸がメラニン色素の合成をブロックしてくれる
【アンチエイジング】
活性酸素の除去に役立つ抗酸化物質であるビタミンE、コリン、サポニンなどが豊富に含まれる
【更年期障害予防】
味噌には女性ホルモン様作用をするイソフラボンが大量に含まれる
【骨粗しょう症予防】
味噌には骨を丈夫にし、イライラの防止に役立つカルシウムが豊富に含まれる
【動脈硬化症の予防】
味噌に含まれる大豆レシチンはコレステロールの吸収を抑制し、リノール酸はコレステロールの上昇を抑制
春が旬の食材と組み合わせることでさらにパワーアップ
このように味噌にはたくさんの栄養素が含まれています。味噌の栄養をさらに高める春が旬の食材と組みあわせて、さらに健康効果を高めましょう。
わかめ
味噌汁の具の定番であるワカメ。乾燥で売られていることが多く、一年中手に入るワカメですが、旬は一番大きく成長する時期である春です。旬だからこそいつもと違う生ワカメをたっぷりと入れた味噌汁はいかがでしょうか。先にお伝えしたように、味噌にはサポニンをいう栄養成分が含まれています。このサポニンはヨウドという成分も体外に排出してしまう機能を持っています。ヨウドは新陳代謝を正常に保つために必要不可欠な栄養成分で、ワカメなどの海藻類に多く含まれています。ヨウドの不足を予防するために、味噌汁にはワカメが欠かせないとも言えますね。
わかめとじゃがいもを合わせて高血圧予防にパワーアップ
ワカメと同じく春が旬の食材であるじゃがいも。ワカメにはナトリウム(塩分)の排泄を促進するアルギン酸が豊富に含まれており、じゃがいもには同じ作用を持つカリウムが豊富に含まれています。この二つを合わせて摂ることにより、高血圧予防の効果は高まります。
たまねぎと豚肉で疲労回復効果のお味噌汁に
たまねぎも一年中手に入れることができる食材ですが、春になると新物が出回りいつもと違う旬の味を味わうことができるようになります。たまねぎにはケルセチンというポリフェノールや、アリシンという辛み成分が含まれています。ケルセチンもアリシンも血液サラサラ効果がある栄養成分です。味噌にも血管内の炎症を抑える効果のあるポリアミンという成分が含まれています。たまねぎと味噌を合わせて摂ることで、血管を健やかに保つことができそうですね。
豚肉に豊富に含まれているビタミンB1は疲労回復効果バツグンです。たまねぎに含まれるアリシンにはビタミンB1の吸収を促進させる効果がありますので、より一層効果が期待できます。
たまねぎ+キムチで腸内環境改善効果のお味噌汁
キムチには乳酸菌がたくさん含まれています。さらにたまねぎには乳酸菌の餌となる食物繊維が豊富に含まれています。腸内環境を整え、お肌を健やかに保ったり、免疫力を高めたりするには絶好の組み合わせです。
まとめ
毎日食べるからこそマンネリ化しやすい味噌汁ですが、味噌汁の持つ特性と食材同士の組み合わせの相乗効果で、美容と健康のためにより効果的な一品になります。健康効果の高いお味噌汁を毎日摂り入れていくのも、とても手軽な健康習慣です。

ROYAL358店長
丹羽SOD様食品販売会社の出身。丹羽SOD様食品SODロイヤル、Niwana、NewSOD、ルイボスTXなどを30年以上取り扱い、多くの方に丹羽SODのアドバイスを行っている、「丹羽SODアドバイザー」です。個々に抱えるカラダのお悩みに対して、『最適な分包量』を飲むことや、愛飲すると最適な商品を個別のカウンセリングでお伝えします。アドバイスによりお悩み解消までのスピードに差が出ると好評です。また詳しいプロフィールはこちら